老け効果は破壊的!「ほうれい線」は口内モミモミで簡単解消



女性の見た目年齢に最も大きく関わってくる原因のひとつ、ほうれい線。

どんなに装いを若々しくしても、流行メイクを取り入れても、それを台無しにしてしまうほどの破壊力を持つほうれい線は、女性の大敵であり、老け顔悩みのNo.1。

そんなほうれい線が深くなる理由と対策を、美容皮膚科『松倉クリニック&メディカルスパ』の広報・岩崎さんに伺ってきました。

■ほうれい線の原因はこの3つ!

日本の美容皮膚科のパイオニア的存在である同クリニックの広報担当者、岩崎さんによれば、ほうれい線が深くなる理由は、“皮膚のたるみ・表情筋の老化・顔のコリ”の主に3つの原因によるものなんだとか。

たるみや表情筋の老化という一般的な加齢による現象の他に、“顔のコリ”が挙げられたのは意外ですよね。 そんな理論を基に同クリニックでスタートさせたのが、最先端の美容機器と、口腔内と外頭筋ほぐしを組み合わせた施術“ほうれい線スペシャル”。早速その内容についてお聞きしました。

■ポイントは筋肉をほぐすこと

「まず、アポロと呼ばれるRF(高周波)テクノロジーを採用した機器を当て、コラーゲンの再構築や産生を促します。もう1つの機器はリッチダーム。光でお肌を美しくする技術・フォトフェイシャルと同じように、光エネルギーを顔全体に照射します。ハリ、タイトニング、リフトアップに効果があります」と、岩崎さん。

一見これだけでも、十分な効果が感じられそうですが、ピンポイントにほうれい線に働きかけるのが、意外とアナログな“手”を使った方法なのだそう。

「ほうれい線のできる原因は、頬の筋肉のたるみだけではありません。頬の筋肉を支えている側頭部の筋肉と、口元の筋肉の衰えにも原因があるのです。そこで、機械による施術と並行して行うのが、口の中からほうれい線に働きかける“口腔内ほぐし”と“側頭筋ほぐし”です」とのこと。

なるほど、ただ皮膚にハリを与えるだけでは効果は一過性のものに過ぎず、根本から改善しようと思うなら筋肉をほぐすことが先決、ということのようです。

■お風呂の中でできる! 口内マッサージ

そこで今回ご紹介したいのが、人の手でできる口腔内のマッサージ。これなら毎日自分でできて、材料も手間もいらない手軽な方法です。

(1)親指を口の中(歯茎と顔の筋肉部分)に入れ、外から人差し指と中指で頬の肉を掴むような形でスタート。

(2)親指の位置はそのままに、人差し指と中指だけを少しずつずらすように、左右にプッシュしていきます。左右とも10回ほど繰り返しましょう。

たったこれだけですが、毎日続けることで、効果を感じることができそう。早速今夜から、バスタイムなどを利用して、ほうれい線ケアを始めてみてはいかがでしょうか?

女性の大敵であり、老け顔の原因でもある、ほうれい線を防いで、いつまでも若々しくありたいですね。